(1) 町を離れて 野に山に
行く手定めぬ 俺達は
夕べの星見りゃ しみじみ思う
遠い昔の 物語
ああ、物語り
(2) あの娘は良家の お嬢さん
俺はしがない 山男
山を歩いて 慰める
笑ってくれるな お月様
ああ、お月様
(3) はかない恋に 泣いたとて
山鳥飛び立つ 朝がくりゃ
俺達の心は 喜びにあふれ
群れたつ鳥は 夢を呼ぶ
ああ、夢を呼ぶ
(4) 暗い谷間を さかのぼり
峠の緑に 出たときは
そびゆる白い あの峰に
向かって大きな あくびする
ああ、あくびする